令和7年9月4日
近年、スポーツ競技大会において、大会関係者に対する誹謗中傷や差別的な言動などが、特にSNS上で拡散される事案が確認されるようになっています。
こうした行為は、大会関係者の名誉や尊厳、人権を傷つけ、心身に深刻な影響を生じさせるものであり、決して看過できるものではありません。
高校野球の大会は、学生野球の基本原理である「教育の一環であり、平和で民主的な人類社会の形成者として必要な資質を備えた人間の育成を目的とする」「友情、連帯そしてフェアプレーの精神を理念とする」などと定めた日本学生野球憲章に基づいて開催されます。全国の高校球児たちが日々の鍛錬の成果を発揮し、スポーツマンシップに則って真剣勝負を繰り広げる、かけがえのない舞台です。
ついては、鳥取県高等学校野球連盟主催・主管する大会においても、選手や審判、スタッフら大会関係者への誹謗中傷や差別的な言動がないよう、御理解と御協力をお願いします。
今後ともすべての人が安心して大会を楽しみ、互いに敬意をもちながら心から応援し続けられる環境づくりに、皆さまの御理解と御協力をお願い申し上げます。